1000005171
​※記事内の画像はイメージ(AI生成画像)です。

SixTONESのメンバーとして圧倒的な存在感を放ちながら、俳優としても目覚ましい活躍を続ける松村北斗さん。自他共に認める「極度の人見知り」として知られる彼は、かつて「友達は少ない」「パーソナルスペースが狭い」といったエピソードをバラエティ番組やラジオで数多く披露してきました。

しかし、そんな彼が「この人は特別」と全幅の信頼を寄せる人物がいます。それが、女優・上白石萌音さんです。

二人の記念すべき初共演となったのが、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』。松村さんは英語が堪能な好青年・雉真稔(きじま みのる)役を演じ、上白石さん演じるヒロイン・安子(やすこ)と甘酸っぱくも切ない恋模様を繰り広げ、日本中に「稔さんブーム」を巻き起こしました。

■ 「人見知り同士」が紡ぎ出す、心地よい距離感

お互いに「根が人見知り」という共通点を持つ二人。最初の頃の撮影現場では、決して最初からガツガツと距離を縮めるような雰囲気ではなかったといいます。声を大にして盛り上がるわけではなく、どちらかといえば静かな佇まいで現場にいた二人ですが、そこには不思議なほど心地よい空気が流れていました。

言葉を多く交わさずとも、お互いが持つ「誠実に、愚直に作品と向き合う熱量」を肌で感じ取っていたのでしょう。無理に心の壁をこじ開けようとしない絶妙なディスタンス(距離感)こそが、結果としてお二人の心を最も早く近づける鍵となりました。

■ 役を超えて育まれた、確かなリスペクト

朝ドラという過酷なスケジュールの中、短い出演期間でありながらも松村さんが現場にスッと溶け込み、最高のパフォーマンスを発揮できた背景には、座長である上白石さんへの強いリスペクトがありました。後に松村さんは、上白石さんの佇まいについて「彼女がいるだけで現場の空気が全肯定される」と語っています。周囲を包み込むような上白石さんの優しさが、松村さんの高い緊張を優しく解きほぐしていったのは間違いありません。

物語の中での「稔と安子」の強い結びつきは、現実のお二人が静かに、しかし深く共鳴し合って築いた信頼関係そのものが映し出されたものでした。

NEXT 連載の続きはこちらから!

朝ドラで確かな信頼を築いた二人が、数年後に映画『夜明けのすべて』でダブル主演として再共演を果たします。お互いを「同志」と呼び合う関係へ進化した、二人の距離に迫る第2回をぜひご覧ください。